プリントサイズについて
以下の図はすべて実際の用紙サイズを同じ縮小率で縮小したものです。
まずはじめに
紙のサイズというとA4やらB4やら有名です。Aがつくサイズは国際的な規格で、Bがつくのは昔の和紙製造時の規格を元にした日本固有の規格のようです。最近ではAの方が主流となってきていますね。
上記のようにAよりBの方が大きいサイズです。また、すべて倍の面積、倍の面積という感じで大きくなっています。と説明したところで、通常の写真のプリントではAやらBといったサイズの規格は用いないことが多いです。しかし、最近ではデジカメデータや銀塩フィルムをスキャニングしたデータを家庭用プリンターで印刷することも珍しくないことになっています。その際にはやはりAとかBとかの用紙サイズの決まりを覚えておいた方が便利かもしれません。 |
写真用のサイズについて
上図が代表的なプリント(写真)サイズです。数値に関してはラボによって多少サイズが変わりますので目安程度に考えておいてください。ここに挙げた以外にも2Lワイドや八切・八切ワイドなど細かく調べていけば際限がないですが、代表的なものとして上記を紹介しました。また、Lに似たサイズの手札判や2Lに似たサイズのキャビネがありますがこれらはほとんどが手焼きプリントの時に使われるようです。 DPEショップで同時プリントをする時はたいていは一番安価なL判を頼みます。サービスサイズ(判)とも呼ばれることのあるサイズですが、L判が普及する前はE判がそれに相当する役割を果たしていました。 KG(キング)は2Lほどお金をかけたくないけれどもL判だとみすぼらしいと考える層に受けていますが、長辺の比率がLや2Lより大きく、135フォーマットに近いプリントサイズですので左右がカットされては困るコマに最適なサイズともいえます。また、官製はがきのサイズに一番近いサイズでもあるので、ポストカード用途にもよく使われます。 六切(むつぎり)・四切(よつぎり)・半切(はんせつ)はそれぞれが全紙を六つ・四つ・半分に切ったものという意味ですが、近似値といった程度でして、六切や四切などはそもそもミニラボではロール紙をカットしたものを使用しています。多くのミニラボ機は六切や六切の長辺を伸ばした六切ワイドまでは対応していますが、四切や四切ワイドはフジのフロンティアなど一部が対応しているだけです。というわけで六切または四切が即日仕上げが期待できる最大サイズとなっています。 |
デジタルカメラの解像度(画素数)とプリント
デジタルミニラボ(フロンティアやQSSシリーズ)や家庭用昇華型プリンターの(印刷?)解像度は大体300〜350dpiです。また、家庭用インクジェットプリンターの場合は数千dpiなわけですが、話がややこしくなるのでミニラボ機や家庭用昇華型の300dpi程度と家庭用インクジェットプリンターの数千dpiは同程度の品質としておきます。インクジェットの解像度に関しては参考に下記のURLを示しておきます。 前述のようにプリントの解像度300dpiです。もっと具体的にいますとフジのフロンティアだと300dpiでノーリツのQSSシリーズだと320dpiです。(最新機種では解像度が変わっているかも知れません。)
という結果になりましたけどいかがでしょう?デジタルデータの場合は多かれ少なかれ拡大をすると品質が悪くなります。要はLサイズの場合なら約160万画素以上のデータでないと拡大状態になってしまうということですね。というわけで、デジタルデータをプリントする際の解像度の決め方の参考にしてください。 05/03/07 |
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