ASAHI PENTAX MX(銀・前期型)
動機など
地元の中古屋巡りしていたらキタムラでそこそこ程度のよさそうなMXを発見してしまい、衝動買いをしてしまいました。 |
使用感など
MEよりも多少サイズが大きいのですけれども、さすがMシリーズということで35mmSLRではコンパクトさでは最高ランクですね。パンケーキタイプのレンズをつければコートのポケットには十分入りますね。 操作系は昔の機械式カメラなのでオーソドックスなもので慣れている方ならマニュアルはいらないと思います。とはいえ、セルフタイマーのスタートがレリーズボタンでなくセルフタイマーレバーで隠れている小さなボタンでスタートさせるのは最初には気づきませんでした。また、セルフタイマーレバーがプレビューレバーを兼ねている事は事前に調べてありましたので戸惑いませんでしたが、少し分かりづらいかもしれません。 ファインダーは結構暗くてF3.5だとかなり見難く、F2.8でもざらつきます。ピントのヤマ自体はつかみやすいと思います。スクリーン交換式ですのでLXの物にすると明るくなるそうですが、周囲が暗くなるとか何とか?
レリーズ時のショックや音ですけど、ミラーショックはペンタックスらしくそこそこ大きくて音も甲高いです。ただし、布幕横走りシャッターなのでトータルでは酷くはないと思います。巻き上げは分割巻き上げ出来ますが巻き上げ角が結構大きい上に感触は良くないです。また、私の個体だけかもしれませんけども、特に巻き上げ初めに引っ掛かりを感じてスムーズな感触ではありません。巻き上げに関連したトラブルが多い機種のようなので丁寧な扱いが必要かもしれません。 測光方式は中央重点式で機械式シャッターという事もあり、測る場所やら補正を常に意識しなければならないと思います。シャッターは1〜1/1000秒で設計された時代を考えれば無難なレベルですが今日的な尺度で考えるとはなはだ貧弱なレベルだとは思います。シンクロスピードは1/60秒より遅いスピードで布幕横走りシャッターではこんな物だと思いますが、日中シンクロの自由度は皆無といってもいいかもしれません(笑 |
感想
ボディーサイズこそが第一の性能とも呼ぶべき機種ですね。また、ファインダー内の表示も高ポイントだと思います。また、機械式ならではの電池の持ちもポイントです。 |
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